
今回はパワーフォワード(PF)を紹介していこうと思います。
いつも私がみなさんに聞いている質問をさせてもらいます。
パワーフォワードのイメージはどのように思っていますか?

いろいろ調べてみると、このような意見が多いようです。
現代のパワーフォワードのチームの位置づけに関しては、かなり多くのご意見があると思います。
しかし、先ほどよくあった疑問の答えはほぼ正解といえます。
では私自身の経験談を踏まえながら、少しずつ理解をしていきましょう。
記事を読み終わった後に、理解を深めることができた!となれば嬉しいです。
記事を読んでほしい方はこちら↓
・バスケットボールをやっているお子さんがいる保護者様
・経験がまだ浅いコーチや関係者の方
・パワーフォワードの役割や考え方を参考にしたい方
私の記事では、少々経験談から話が長くなる場合もあるので、みなさんの優しい心でご覧ください。
ではさっそく書いていきます。
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パワーフォワードってどんなポジション?役割は?
ポジションの名称ですが、ほかの呼び方としては【4番】ポジションとも呼ばれています。
全体像としては、主にペイントエリア(比較的ゴールチングに近いところ)辺りで、得点をすることが多く、味方をノーマークにするために体を張るポジションです。
うーん、ピンときていない方の顔が頭に浮かびました。。。。。
言い回しってほんと難しいです。
実際に、【攻めるとき】と【守るとき】の役割を見ていただいて、イメージを膨らませましょう。
今回は【攻めるとき】の役割を明確にしてます。
【守るとき】バージョンは別記事にて書く予定です。完成したら修正しておきますね。
パワーフォワードの役割を明確にしよう
結論から言います。
・ポストプレーやペイントエリアで得点を取れること
・味方をフリーにさせるため、意識的にスクリーンを使ってあげる
・シュートが外れた時は、ハッスルしてリバウンドをゲット
・足をどんどん動かし、速攻の時は最前線を精一杯走る
この4点が主な攻めの役割です。
それぞれの役割に解説と経験談をつらつらと書いていきますね。
1つ目の『ポストプレーやペイントエリアで得点を取れること』
点を取ることに関しては、基本的にスモールフォワードが点取り屋の位置づけになりますが、ペイントエリアではこのポジションが主となり得点を重ねていきます。
主に身長の高い人が担当するポジションでもあり、ゴール付近は高身長且つムキムキな人で密集しています。
激しいぶつかり合いは当然のごとくあります。
ここで点を取れると、ディフェンスがマークに寄ってくるので、連動して味方がフリーになるんです。
よって得点能力が求められることになるんですね。ひきつける役割になります。
2つ目の『味方をフリーにさせるため、意識的にスクリーンを使ってあげる』
見方をフリーにさせる動きは相手のディフェンスが上手な時ですね。そんな時はスクリーン(壁になって邪魔する)を仕掛けたりパスの流動性を持たせる起点となる役割もあります。
どうしても個の動きだけではフリーの状態を作ることが、強くなるほど難しくなります。
私もこんな経験があります。
当時の私は、ポジションがスモールフォワード。
比較的シュートが入るので、相手チームのきついマークにあってボールすら受け取れない状態でした。
そんな時!
味方がスクリーンを意識して声をかけてくれ、簡単にノーマークに。
そこからシュートが打ちやすくなり、結果その試合は接戦の末、勝ちました!
(シュートを決めきる私がすごかったと言いたいですが、調子に乗らないためやめときます)
何が言いたいかというと、シュートを打たせるべき人にシュートを打たせることが大事!ということです。
この簡単な考え一つで、どんなに楽に動けるようになるのか。思考の問題でした。
その時のシュート担当だった私は、味方のプレーに何度も助けられていたことを未だに思い出します。
チームは常に連動しており、パワーフォワードの役割を遂行してもらった良い記憶です。
それに合わせて、リバウンドもしっかりとってくれたことが尚チームに良い流れを持ってきました。
3つ目の『シュートが外れた時は、ハッスルしてリバウンドをゲット』
3つ目にリバウンドを取ると書きましたが、試合においてリバウンドは最重要課題です。
こちらの件もぜひ考えてみてください。
シュートを1回打ってリバウンドを取られると、相手の攻撃が始まるので、自分の攻めの回数は1回です。
しかし、ここでリバウンドが取れたら・・・と想像してみてください。
シュートを1回打ってリバウンドを取ると、当然こちらの攻撃が2回になります。
これを3回、4回と繰り返すとひとくくりにした攻撃回数で得点確率がどんどんアップします。
結果、得点が伸び、試合を有利に進めることができます。
これは非常に大事なことです。シュートの決定率はよくて50%、3Pシュートだとよくて40%、
基本的には半分は相手ボールになってしまうんです。
この差を埋めるキーポイントは、リバウンドを取れるパワーフォワードの役割なんですね。
4つ目の『足をどんどん動かし、速攻の時は最前線を精一杯走る』
身長が高くて、足が速い人って大体どの競技でも恐れられます。
【でかいうえに速い!止めれないーーーー!】となります。
速攻で先頭を走ることには相当に意味があります。
それは相手が一番嫌がることだからです。
ここもぜひ想像していただくとわかるかと思います。
リバウンドを取った後先頭を走っているとして、身長が高くシュートの打点が高い人を
守れるのは、もちろん身長の高い人ですよね。
はたして、相手チームの選手が戻って守れるでしょうか。高身長の選手は体は大きくても足はちょっと、、、
という選手も多いことが事実です。
ここを差別化できると、チームも楽に得点できますし、得点パターンが広がります。
ただ先頭を走るパワーフォワードの人はめっちゃ疲れますが。
もしも相手選手が戻って守りの体制でも、身長の比較的低いポイントガードやシューティングガードだと大きさで止めれない場合もよく見ます。
得点を重ねる一つの手段としても、先頭を走れる選手の役割が大きいと言えますね。
まとめ
では、再度本記事での内容をまとめます。
・ポストプレーやペイントエリアで得点を取れること
・味方をフリーにさせるため、意識的にスクリーンを使ってあげる
・シュートが外れた時は、ハッスルしてリバウンドをゲット
・足が動かないとダメ!速攻で最前線を走る
以上の4つの項目に関して、その時のパワーフォワードの役割と実際に私が直面した経験談を書かせていただきました。
もちろん、今回の4項目だけでは説明不十分のところもあるかと思いますが、基本的な考えをまとめています。
もし、みなさんのお子さんがポジションの役割に迷っていたり、何を強化すべきか悩まれていることがあれば、ぜひそっとこの内容を伝えてみてください。
悩みがふっと消えることもあるかもしれません。
もちろん、質問などあれば、お問い合わせいただけると私の経験上ですが、ご相談にぜひ乗らせてもらいますんで。
過度の期待は持たないようにお願いしますね。ひとつの意見としてとらえてもらえればと思います。
読んでいただきありがとうございました。
ではではー
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