文系初心者がWindows最新のPowerShell7.xのインストール手順を学ぶ[#2]

勉強中

Windows10へ最新のPowerShellをインストール方法を、初学者目線でものすごく簡単にまとめています。

画像を多く使っていますので、私と同じような初学者の人に向けた記事内容となっています。

早速ですが、PowerShellのインストールを行う前に確認することは、自分のパソコンに既にPowerShellが入っているかどうかです。

気付かないうちに入っていることはないと思いますが、インストールが重複してしまわないように事前に確認しておくと安心です。

そこでこんな疑問を感じました。

インストールしないといけないのか?
確認する方法はどのようにするのか?

恥ずかしい話ですが、最初に私が感じた疑問です。

この疑問も含めお答えします。

本記事は筆者の学びの備忘録です。

学びたいけど、他の人はどんな順序で勉強しているのか興味があるあなたに参考になれば嬉しいです。

「Windows PowerShell」と「PowerShell」の違い

前提として勘違いがないように理解しておくべきことは、Windows 7 SP1 以降、 Windows Server 2008 R2 SP1 以降のすべての Windows にインストールされているということです。

最初からインストールされているものは、「Windows PowerShell」です。

本記事でインストールを推奨しているのは「PowerShell」です。

・・・

ここで疑問が出たと思いますが、「Windows PowerShell」と「PowerShell」何が違うのか?

答えは、

WindowsとWindows以外のプラットフォームにおけるコマンドレットの可用性と動作を行うかどうか。ということです。

PowerShellには、Windows PowerShell 互換性機能が含まれているので、「WindowsPowerShell」のモジュールを使用できることから、PowerShellは上位互換であるということです。

もう少し理解が深まったら、より詳細に考えたいのですが、さわりはこの程度の知識で十分だと思います。

※可用性
可用性とは、システムが安定し、継続して稼働できる能力のことです。
例えば、システムを2重にして、万が一の際の予備システムを用意してというようなことです。簡単にいうと壊れにくい、止まりにくい、障害に強い、信頼性があるということです。

PowerShellインストール前の確認事項

公式ホームページでは5つのインストール手順が記載されていますが、一般ユーザー向けのインストール方法で行っていきたいと思います。

開発者向けや、複数のバージョンをインストールしたい人、macOS、Linux版のインストールは、公式ホームページを参照ください。

>>公式HP Windows への PowerShell のインストール

2022年現在では、PowerShell 7.2が最新で、7.3がプレリリースの状態です。

※PowerShell7.2はWindowsPowerShell5.1とサイドバイサイド(共存みたいな意味)で動かすことができます。

PowerShellのインストール方法を画像付きでまとめています。(2022年2月時点での画像です)

ではインストール前の確認事項を見ていきましょう。

それは、自分のパソコンにすでにPowerShellが入っているのかいないのか、です

1.左下のWindowsを右クリックします。

2.検索を押します。

3.「PowerShell」と入力します

4.現在、自分のパソコンにPowerShellがインストールされているか確かめます。

ここでわかるのは、私のパソコンの状況は、WindowsPowerShell5.1とISEが入っていて、PowerShell7.2は入っていない状況ということです。

ではここからインストールを行っていきます。

最新のPowerShellのインストールする手順・方法

1.公式サイトから、インストーラを入手

赤枠内に囲ってあるところが、インストーラですが

  • PowerShell-7.2.1-win-x64.msi
  • PowerShell-7.2.1-win-x86.msi

ですが、どちらを選ぶかわからないと思います。

こちらをミスすると、スクリプトが正常な動作をしなくなったりするため、注意しておいて損はないです。
ちなみに動かなくなる原因としては、以下のことが挙げられます。
・PowerShellの実行ポリシーは、64bit/32bit用として別々になっている
・Windows(64bit版)には、64bit版/32bit版のPowerShellがインストールされている

※Windowsの場合で解説しています。

結論ダウンロードに関しては、

・自分のパソコンが64bit版の場合は、「x64」とついている方を選び、
・自分のパソコンが32bit版の場合は、「x86」とついている方を選びましょう

ちなみに私のパソコンはWindows10 64bitです。ですので、「PowerShell-7.2.1-win-x64.msi」をクリックします。

2.ダウンロード終了後に、起動させてダウンロードする

【お使いのブラウザがChromeの場合】

下部にダウンロードの表示がでます。

【お使いのブラウザがMicrosoftEdgeの場合】

右上にダウンロードの表示がでます。

ダウンロードが完了したら、クリックをしましょう。

3.クリックを行ったら、下記画面の「NEXT」をクリック

特に操作は必要なく、「Next」をクリックしましょう。

4.Nextをクリック

インストールする場所を決める画面です。特に変更せずに「Next」をクリックしましょう。

5.項目が5項目ありますので、必要な分にチェックを入れる

チェック項目は以下の5点でデフォルトでチェックが入っているのは、初めの2か所でチェックマークがついています。

それぞれの書いてある文言の意味は、以下の通りです。

項目 内容
Add PowerShell to Path Environment Variable PowerShellのパスを環境変数に追加する。
Register Windows Event Logging Manifest WindowsのイベントビューアにPowerShellを登録する。これをやっておくと、問題があった時にイベントビューアというものでログを確認できます。
Enable PowerShell remoting リモート処理を有効化する。後で変更可能で、リモート処理を行いたいならチェックを入れましょう。
Add ‘Open here’ context menus to Explrer 右クリックメニューにPowerShellを追加します。
Add ‘Run with powerShell 7’ context menu for powerShell files. powerShellファイルの「PowerShell7で実行」コンテキストメニューを追加します。

私は、4つ目のチェックを入れました。その後「NEXT」をクリックします。

6.2つのチェックが入っているので、そのままでNEXTをクリック

書いてある文言は、以下の通りです。

項目 内容
Microsoft Update helps keep your computer secure and up to date for Windows and other microsoft products,induding powerShell 7.Updates will be delivered based on your current update setting. you can review or change these setting from the Windows Update control panel. マイクロソフトアップデートは、PowerShell 7を含め、コンピューターを安全に保ち、Windowsやその他のマイクロソフト製品を最新の状態に保つのに役立ちます。アップデートは、現在のアップデート設定に基づいて配信されます。これらの設定は、WindowsUpdateのコントロールパネルから確認または変更できます。
Enable updating PowerShell through Microsoft Update or WSUS(recommended) Microsoft UpdateまたはWSUSを介したPowerShellの更新を有効にする(推奨)
Use microsoft Update when I check for updates(recommended) 更新を確認するときにMicrosoftUpdateを使用する(推奨)

デフォルトでチェックが入っているので、そのままでよいと思います。

7.「Install」をクリック

下部の「Install」をクリックした際に、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示が出る場合があります。

その時は「はい」をクリックして少し待ちましょう。

8.完了した後、Launch PowerShellにチェックを入れて「Finish」をクリック

チェックを入れると、自動でpowerShellが起動します。

「Launch PowerShell」とは、「PowerShellを起動する」みたいな意味です。チェックを付けなくても別に大丈夫ですので、焦らないようにしましょう。

9.このように画面が出たら、インストール完了です

お疲れさまでした。

PowerShellを管理者として実行する方法

下の検索窓に「PowerShell」と入れるとPowerShellが候補に出てきますので、マウスをそのままスライドさせて、「Run as Administrator」をクリックします。

この時、WindowsPowerShellとPowerShellの区別をしっかりつけましょう。

最終確認としては、起動時のタイトル部分に、「Administrator」とついています。こちらで正しく実行できているか確認をしましょう。

以上です。

学ぶ途中で発見した豆知識【番外編】

powerShell7.2は、他のバージョンのPowerShellと同時に動かすことができるようです。
※powerShell7.2はWindowsPowerShell5.1とサウドバイサイド(共存みたいな意味)で動かすことができます。
PowerShell7.2は、MicrosoftUpdateが適用されている為、通常のアップデート時にpowerShellの最新更新プログラムも提供されます。この機能を有効にする場合は設定が必要です。※手順の6で紹介している部分です。
以前インストールをしたことがある人は、その時に行ったインストール方法と同様の方法をとることが良いとされています。
理由は、各インストール方法によってパソコンの異なる場所に保存されるためです。
たくさん重複してインストールされると、動作不良の原因につながるため、避けた方がいいとされています。(わかってて行う分は全く問題ないです)

いろいろと注意点があり、ひとつずつ順守することは難しいですが、豆知識程度でどんどんインプットしていきましょう。

まとめ

インストール方法、起動方法、豆知識を交えて手順をまとめました。

英語で何が表示されているかわかりづらい部分もありますが、本記事で解決できたと思います。

私は完全初心者で、みなさんよりも勉強しないといけない身です。

がんばります。そして一緒にがんばりましょう。

筆者が学ぶことができた「本テーマの重要ポイント」
・WindowsPowerShellとPowerShellって別物なんかい!

本記事内容に関して、誤った点、改善点等ございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただけると幸いです。すぐに内容確認を行い、修正致します。また、内容につきましても、継続的なリライトを予定しております。内容をご理解の上よろしくお願い致します。

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