
シューティングガード(SG)について紹介していきたいと思います。
この記事を読んでもらいたい人は
・バスケットボールをやっているお子さんがいる保護者様
・経験がまだ浅いコーチや関係者の方
・シューティングガードの役割や考え方を参考にしたい方
少々私の経験談が多い傾向にありますので、先にご了承ください。
どんな風に考えを持って試行錯誤を繰り返していたか私事ですが参考になればうれしいです。
ではさっそく、、、
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みなさんの考えるシューティングガードのイメージは?

はい!ほぼほぼを正解いただきました。ありがとうございます。
すごく簡単に言うとシューティングガードって単純にポジション名で、シュートに特化したポジションのことです。
バスケットボールは5人1チームなので、その中のひとりであり、イメージはシュート得意な人という認識でOKです。
このポジションのスター選手で世界一有名な選手ってご存じですか?
経験のない方でも聞いたことはあるかもしれません。
そう、バスケットボールの神様であるマイケル・ジョーダンですね。
かつてのブルズ最強時代を率いた最強最高の選手です。
ジョーダンにあこがれる競技者は、星の数くらいいるんではないかと思います。
ジョーダンもシューティングガードというポジションだったことで有名なんです。
もし知らなかった方は、この選手だけは知っていないともしかしたら恥ずかしいかもしれませんので、ぜひ覚えておいてください。
では私の実体験も含め、
・どんな役割があるか
・こんな難しいことがあった
上記の内容で書いていきます。
経験したことを元にしますね。
※余談ですがここでひとつ
現代バスケットでは、もはやポジションレスの時代なんて騒がれていますが、大体のポジション
は頭に入れておきたいものです。
このポジションとは別に『ポイントガードの役割』も作っているので、良かったら遊びにきてください。
ポイントガードで意識したゲームメイクの考え方!実体験から厳選の2つを紹介!
もし、自分はどこのポジションで頑張るか決めかねている人は参考にしてみてください。
ではシューティングガードのことに関して考えていきましょう!
シューティングガードの役割は?チームの潤滑油のようなもの
まず初めにシューティングガードの役割を見ていきましょう。
ほかの呼び方としては、【2番】ポジション呼ばれています。
ズバリ・・・!
遠くからのシュートを決め、コートを広く使うために重要な存在
シューティングガードはチーム内で、アウトサイド中心のシュート回数が多く、効果的にシュートを決めるポジションです。またこれがうまくいくとコートが広く使えるのです。
これだけ覚えておいてください。
この質問にちゃんとお答えしたいと思います。
重要とされる3PシュートはNBA有名選手でも40%入ると、評価されるぐらい難しいシュートです。
今季のBリーグでは、京都の松井選手が受賞されていましたが、驚異の47.2%!!
やっぱりプロは違いますよね。
これだけ効果的にシュートを決めれる選手はもちろん稀ですが、なぜコートを広く使えることにつながるかは、実際の例を出してみながら確かめてください。
例えば、こんな場面ではどうでしょう。一緒に考えてみてください。
【例】

『近くで打てないからシュートの決定率が低いな、どうしよー』
こんな場面を想定してみてください。
こんな時、守っている相手にとって最も嫌なことってなんだかわかりますか。
それは、遠くからディフェンスの範囲外からシュートを入れられることです。
基本的に、シュートはゴールリングに近いほうが入れやすいですよね。
初心者の方や、体の発達がまだ整っていない小学生のみなさんやは、中学生の方は遠くからシュートが苦手な人も多いと思います。
なので、どんな世代に関しても近くでシュート打つことが決定率を上げることにつながりますよね。
では、本題に戻りましょう。
遠くからのシュートを決められると、守っている側はディフェンスする範囲を広げないといけません。
要するに、コート内の密集率が少しずつ低くなります。
結果、人と人の間にスペースができ、攻めやすくなるわけです。これは非常に痛感しています。
私も調子の良い時は高確率で決めていましたが、その時はすごく自分自身も攻めやすく、味方もゴールリングに向かってガンガン攻めていました。
スペースができると積極的なカットインや、ドライブ(ドリブルで切り込んでいく)も、しやすくなります。
当然、シュート成功率が上がるので、一石二鳥ってわけです。
し・か・し・・・これはあくまで、シュートを決めきることができれば、の話なんです(´;ω;`)
シュートが入らない!こんな時のチーム状況とは。おさらいします
先ほどまでは、あくまでシュートが決まった時の話です。
しかし、経験者の方はわかると思いますが、なかなかにこれが難しいんです。
もちろん、シューティングガードのポジションでは、相手もリサーチしているでしょう。
もしも、私がバスケットのコーチをしていたらこんな指示を出します。

『〇〇中の〇〇君にはシュートを打たせないようなディフェンスをしよう!絶対止めよう!』
なんてこともザラにあると思います。マークを強化させるんですね。
しかし、シュートは水物と言われるぐらい調子で決まることがほとんどです。
どんな有名な選手でもシュート決定率の波はあります。
その波をできるだけ高い水準で保とうとするためシュートの練習を行うわけですよね。
きついマークにあってノーマークにならないとか、一人ではどうにもできないときもあります。
そんな時、私は仲間に頼るということができなかったんです。
私は、現役当時この考えをまったく持てていなかったことがすごく残念に思っています。
考え方次第で、何倍も自分を楽にできたし、チームも勝てていたのではないかと後悔しています。
シュートがまったく入らないし、打つこともできない。こんなではチームの役に立っていません。
こんな状況で打っても、シュートのセレクション(打つタイミング)が悪いので、さらに決定率はさがる一方です。
ここは最初にしっかりと理解しておく必要があります。
【役割2つ目】ボールを運ぶ手伝いをすること

このように思われましたか?
少し例を出してみますね。
例えば、ボールを自軍まで運ぶ役割は主にポイントガードですが、相手チームが何人もこの人を
守ってしまい、数的不利になる場合も想定されますよね?
そんなときは助けないと!!
センターやパワーフォワードが運ぶ場合もありますが、比較的にドリブルが苦手な方が多い傾向に
あります。
ボールを運ぶことに時間をかけていては、攻める時間が無くなってしまうので、素早く運んでこないと
もったいないです。
そんな時は、シューティングガードの出番です。助けに行かなければなりません。
ガードと一緒にパスをしながらボールは運びしてもいいし、ガードの子が少しきつそうなら
ひとりで運んじゃいましょう!これだけでもボールの流動性は抜群に上がりますよ。
よく小学生の試合で起こることは、特に女の子の試合で見ますが、100点差つけられた試合を見る
機会はありませんか?

なんて思っていては、がんばっている選手に失礼ですよね。
観察してみるとボールを自分のコートまで持っていけていないこと多くないですか?
プレッシャーをかけられて、どうしてもミスしたりボールを奪われたりしていませんか?
こんな時サポート役が必要なんですね。その時シューティングガードのみなさんが補助にいって円滑にボールを運ぶ手伝いをすると、技量の問題は出てきますが解決策となります。
なんとなく理解できましたでしょうか。
また、シュート以外にもこんな役割があったんですね。
これは実際に『ツーガード』と呼ばれることもあります。
先ほどの例を挙げたように、ボール運びが2人いる考えです。相手もかなり守りにくいです。
このようにシュートだけ打っていればいいわけではないので、ここもこのポジションを目指す人は
頭に入れておきましょう。
チームメートに助けてもらおう!チームとの連携がカギを握る
このポジションを担っていると、1つの局面に差し掛かることになります。
これはほぼ経験するといっても過言ではありません。
シュートが打てないということです。
記事序盤で伝えた通り、仲間に頼ることが非常に大事になってきます。いわゆる信頼です。
スクリーンプレーといって相手の邪魔をする壁になってもらう方法や、リバウンドを取ってもらうとか。
このように、違うポジションのチームメートと連携を図ることで意図的にノーマークを作り出し、シュートを落ち着いて打てる環境を作ることができます。
チームスポーツはこの辺りがまた面白いです。みなさんのお子さんがどのポジションか、私は正直わかりませんが、影の活躍もぜひ注目してあげてください。
おそらく「あぁこれかー」と思っていただけると思います。
シューティングに向いている人の特徴は視野が広いこと
基本的ですがシュートが好きな人です。シュート練習は楽しい反面、相当な練習が必要になります。
根気が必要になります。
またコート全体を見れる人も向いています。
シュートに自信のある人や、某マンガの三井寿みたいになりたいんであれば、ここに挑戦することもおすすめします。
また、味方の攻撃(オフェンス)においても、一か所にボールがとどまらないようにボールを流動させるためにも、体力を多く使います。
バスケットボール自体、走ってばかりのスポーツで止まることってあまりありません。
常に動ける脚力と、隙あらば3Pシュートで相手をぎゃふんといわせることができるポジションなのでそんなポジションにつきたい場合は目指すべきですし、向いてますね。
全体のバランスを考えれる人は尚良し!
また、全体をみてバランスをとることも必要です。
ピックと呼ばれる大型の選手と協力して攻める方法などもあり、うまく活用して自分でシュートを決めたり、味方を活かさなければなりません。
ちなみに私は、現役時代スリーポイントシュートの確率は25%~30%ぐらいだったかなと思います。
・・・・悪いですね(;^ω^)
でも、結構シュートは入ってた印象って同級生には好評だったんです!
おそらく、ちょうどいい場面で入れることができていたから、そこんとこの記憶なのかもしれません。
正直、、、ラッキーです。
まとめ
シューティングガードの大まかな役割とその改善策、体験談について書きました。
私の苦悩の部分は、参考までに見てていただければと思います。
一見華やかなポジションではありますが、それだけに悩むことも多いポジションです。
保護者の方は、大切なお子さんが悩まれていたらこの記事の内容をそっと伝えてみてください。
何かの糸口になれると思います。
ほかのポジションに関しても、記事を書いていますのでぜひ遊びに来てください。
ではではーーー
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